tadashi's blog

私は在野の研究者です。日本語教師をしながら、日本語の「は」「が」の使い分けを解明する理論に至りました。それから、この理論を文法基礎理論として体系化し、また、それらを裏付ける哲学的かつ科学的に裏付けの研究に進みました。

2020-01-01から1年間の記事一覧

2020年、わたしの反省。表向きと実際

表向きは、次のようである。 コロナのおかげで、今年は、仕事が極端に減り、空いた時間で、積読していた本、感染症関連の新しく買った本がたくさん読めた。 一月は、デフォーにカミュ、それにデカメロン、エプタメロンから始まり、千夜一夜物語、紅楼夢、聊…

意識の言語系と認知ー行為系の二元論と両者を媒介する想像領域の世界モデル

1 「言語共同体意識相」 知性の源としての言語を行使する個人の意識モード(相)を言語意識とする。静的である。他者からの伝聞を受け入れて身の回りの行動範囲に限定されない、世代を超え、空間を超えた世界像を構成する。 これを「言語共同体意識相」とす…

「私の日本語文法の新しい基礎」(その1)

一般向けに私の日本語文法の新しい基礎の記事を始めます。 題して「私の日本語文法の新しい基礎」(その1) はじめに 日本語話者の統語感覚と構文感覚を解明して、「は」と「が」の使い分けを理解・説明し、文の二元論原理、「は」と「が」の交差対立理論、…