tadashi's blog

私は在野の研究者です。日本語教師をしながら、日本語の「は」「が」の使い分けを解明する理論に至りました。それから、この理論を文法基礎理論として体系化し、また、それらを裏付ける哲学的かつ科学的に裏付けの研究に進みました。

2021-01-01から1年間の記事一覧

日本語話者の日本語力の緩み

「蕎麦が好きです」目的格「が」は述語が「好き嫌い」「わかるできる」「蕎麦が食べたい」心的対象制限があります。また、「蕎麦を食べた」のように事実能動の目的格「を」があります。それが緩んだ発話「蕎麦が食べた」をよく聞きます。現実/想像と主格/対…

着想メモ(2) 大脳皮質の層が分厚いヒト、代わりに部分的に犠牲にしたのが<直観的行動力>

これは、去年のはじめに途中まで読んだ本で学んだこと。人間は、知的能力を得た代わりに、生物として生きる上で大切な<直観的行動力>を部分的に犠牲にした。このことは、このブログでもすこし言及が既にある、比較認知学の<トレードオフ仮説>、人間とチ…

着想メモ(1) 意識の存在様態の限定性と意識作用の認識内容が無際限であること

起点:存在 (全的一者・自然宇宙) 最初の分裂:存在構造 vs 時間 (定性態 vs 事態) 第二分裂 :個体発生 vs 生成変化 第n分裂(銀河・恒星系・惑星系列) : 物質 vs 生物 (媒介者 ウイルス) 第n+1分裂(生物系列):種別生体構造 vs 感覚器・中枢神経…